丸山議員発言の印象

　丸山自民党議員の”差別的″発言が問題になっている。

http://hbol.jp/83438『自民党丸山発言と2004年のオバマ演説に見る「政治家たる資質」の差 』

　上の記事の発言文章(速記？)とTVニュースで見た発言映像の印象は異なる。上の記事通りなら大問題に思えるが、映像は日本語らしい文法の曖昧な発言の中に大統領、黒人、奴隷を並べた感じだった。
　黒人が米国で奴隷制に苦しんだのは歴史的事実のはずで同時に出て来ても変ではない。
　日本人に差別主義者はあまりいないし、いても要職にあって公に発言することはまずない。石原慎太郎とかは怪しいけど。
　まして議員は人情味で知られた元弁護士であり、差別的意図があったとは考えにくい。

　ただし曖昧だった。言葉自体は単に昔の事実ととらえることもできるし差別的ととらえることもできたと思う。
　国会議員という最上級の公人としては、ここは誤解をただした上で謝るべきだった。
　釈明しつつも自信満々に“居直った“のはいただけない。