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HMZ-T1と本物の3D(想像) [AV機器]

 現在のTVで見る3Dの大きな問題のひとつに、左右の目の視差がうまく取れないことがあると思っている。
 左右の目の間隔が10cmとすると、現実に即した3Dを見るとしたら、スクリーン上に遠方のものを映すには、左右10cm話さなければならない。この10cmは、10mのスクリーンであろうが20”のテレビだろうが変わらない。
 ところが、この10cmを、いろんな問題があり離すことが出来ない。映画なら10m以上離れるので臨場感への影響は小さいかもしれないが、”小さな”TVでこの10cmは致命的になる。
 TVにおける3Dの問題は、”近く”を見せづらいこと以上に(これはTVが相当大きく、つまり視角が拡がらないと難しいと思うし、ピントの問題もあり原理的にも厳しそう)、”遠く”を見せられないことにある、と思う。人間が近くと遠くのどちらを見るのが好きかと考えると、遠くの気がする。本来、ただ2枚の絵をそれぞれ左右にずらすだけで見せられる無限遠、3D TVではそれを表現することができない。まるで、ちょっと奥の深いだけの箱の中を見ているような気分を味わわされてしまう。

 この問題を原理的に解消できるのがHMZ-T1だ、と考えている。左右それぞれに専用のディスプレイを持っていて、物理的に表示が10cm離れているのに近いのだから。そう考えると、とても楽しみになる。

 どうしても、そのうち買ってみたい。

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